2019-02-02
たまごといのちの話
今日うちの長男を寝かす前の読書タイムで、「たまごのはなし」という絵本を息子に読んであげた時、2歳6ヶ月の長男と素敵で哲学的な対話をできたため、ブログで記録します。
「たまごのはなし」という絵本は、タイトルの通りたまごの話の絵本ですね。いろんな動物のたまご、いろんな形や色のたまごを紹介して、生き物の知恵や不思議を子供に伝えたい絵本だと思います。息子もこの絵本に対してとても興味を持っています。
「たまごは いのちを はぐくむ」というページを読んでた時、息子とこの対話をしました。
私
たまごから産まれる動物ちゃんは、小さい時たまごの中にいるんだよ。小さい時から、たまごから栄養を摂って、だんだん大きく成長するんだよ。大きくなったら、たまごのかわを割って出てくるんだよ。いのちはこんな感じで生まれるんだよ!
息子
いのちってなに?
息子からこの想定外の質問で少しびっくりした。そして、かなりの難問で、人類の歴史において多くの哲学者がこれを解けるために多くの時間を掛けたにも関わらず、なかなか共通な定義がまだ得られないという状況だと認識しています。それはあったとしても、そのまま説明するのも、この2歳6ヶ月の息子には理解できない回答でしょう。私は3秒ぐらい考えて、下記で答えました。
私
いのちは生き物にとって一番重要なものだよ。いのちを持っている生き物は呼吸もできるし、いろんな動きもできるよ!
息子
いのちがないと動けないの?
私
そうだよ。いのちがないと動けなくなるよ。生き物も死んでしまうよ。
ここから息子もまた深い質問をしてくれました。
息子
死んでしまったら、天国に行くの?
私
そうだね。天国に行くね。
息子
私も天国に行きたいね。
私
なんで??
次息子の回答はめっちゃ可愛くて、すぐぎゅっと抱きしめたくなりますね。
息子
また飛行機乗りたいから!
哲学的な質問から普通の子供の話になりましたが、可愛い!!!!と思ってて、少し感動しました。
私
いいよ。また今度飛行機乗りに行きましょう。
息子
うん。
ここで対話終わるとちょっと勿体ないと思って、下記の話もあえて補足しました。
私
あーちゃんも天国に行くんだよ。けど、今じゃなくて、100年後だね。あーちゃんはこれからどんどん大きく成長していて、多くの人と出会って、たくさんの楽しいことをして、最高な人生を過ごしてから、100年後ぐらい天国に行くんだよ。
※あーちゃんは息子のニックネーム。
息子
うん。
本当に偶々ですが、2歳6ヶ月の息子とこのような素敵で哲学的な対話をできたのはとても嬉しかったですね。幸せな一日です。
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