賢い子に育てる究極のコツ 本の紹介
育児に奮闘中です!やはり子供にはいい人生を送ってほしいと思うのが親心です。そんな中、ある本に出会いましたので少し紹介したいと思います。
- タイトル:16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ
- 著者:瀧 靖之(東北大学加齢医学研究所教授)
- 出版社:文響社 (2016/4/13)
作者は16万人の脳画像を見てきた脳科学者です。
脳の専門家である作者が、最新の研究から、「ぐんぐん伸びる子の条件」を紹介しています。
まず子供を賢くする究極の秘訣は「好奇心」にあります。
目次
①小さい頃から図鑑を与える
成績がぐんぐん伸びていった子は、幼い頃から図鑑が好きでよく見ていたという共通点があります。図鑑などを使って子供の好奇心を伸ばすのは親の役割です。
- 遅くても3、4歳までには用意する。
- 短時間でもいいからできる範囲で毎日見る。
- 図鑑はいっぺんに買うよりも少しずつ買い足していく。
- 子供が図鑑に興味が無ければ親が楽しそうに読んでる姿を見せる。
②最初の習い事は音楽がベスト
脳の発達から見ると年齢ごとにあった習い事がある。
0歳〜 図鑑、音楽、絵本
視覚や聴覚は生まれてすぐに凄まじいスピードで発達します。この時期に図鑑や絵本で絵や写真を沢山見せ、読み聞かせをすると脳の発達にプラスになる。
いろんなジャンルに触れさせてあげると良い。
音楽を聴かせることで赤ちゃんの耳の力を伸ばしてあげられる。
3〜5歳 楽器、運動
楽器は子供の言語力を伸ばすことに加え、さらに身体面の能力を伸ばしてくれる。ほとんどの楽器は、演奏する時に指先や手首周辺の細かい動作がセットになる。この細かい運動を「巧緻運動」と言い、つまり器用さは、この3〜5歳の時期に身につきます。
フィギアスケートやバレエ卓球といった細かい体の動きを伴う運動を始めると効率よく能力を取得できるそうです。
8歳〜10歳 語学
言語の発達はこの時期にピークを迎えます。
特にリスニングとスピーキングを伸ばすためには8〜10歳くらいの言語能力が著しい時期に始めておくことをお勧めします。
10歳〜思春期 コミュニケーション
幼稚園や小学校といった集団生活の中で少しずつ社会性を習得していきますが、大人と同じくらいまで成長するのは10歳以降の思春期の頃です。この時期に脳の中でもコミュニケーションを司る部分が発達するにです。
特に小学校高学年から中学生の時期にかけては、いろいろの人とおコミュニケーションをとる機会を作ってあげるといいそうです。
まとめ
親の役割は「好奇心の種を蒔く」こと、そして子供の伸びやすい時期を見つけて「背中を押してあげる」だそうです。
作者の本来の研究テーマは「認知症」です。認知症にならないためにはどうしたらいいのかという研究をされてきました。そこから子供のころにどのように育てられたか、どのような生活習慣を送っていたかに行き着いたのです。
一番のポイントは趣味や好奇心。好奇心には人生を変える力がある。子どもの頃、親が育んでくれた好奇心が、その子の老後まで守るとわかってきたのです。
親が頑張れば頑張るだけ子どもの脳はぐんぐんと良い方向に変化していきます。
最後に、長くなりましてが、内容も難しくなく楽しく読めました。
すぐ実践できる内容です。この本を読んで私も子供に図鑑を買ってあげました。また本の中では、他にも、食事面や睡眠についても書かれています。
気になった方は是非読んでみて下さい!!
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